※本記事は薬剤師の働き方・転職に関する情報を含み、当サイトの広告を利用しています。転職を無理にすすめるものではなく、今の気持ちを整理するための記事です。
薬歴を書くのに時間がかかり、毎日のように残業していませんか。
私もそうでした。
服薬指導が終わってから薬歴を書き始める。
気づけば周りは先に帰っている。
閉局後もパソコンの前に残って、今日の対応を思い出しながら入力していました。
「どうして私だけ、こんなに時間がかかるんだろう。」
そう思うたびに、自分は薬剤師に向いていないのかもしれないと落ち込んでいました。
この記事では、薬歴を書くのが遅くて悩んでいた私が、少しずつ余裕を持って働けるようになった理由をお話しします。
今日も薬歴が終わらず最後まで残っていた
薬局が落ち着いたあと、ようやく薬歴を書き始める。
そんな日が何度もありました。
患者さんの対応中は目の前のことで精いっぱいで、記録まで手が回りませんでした。
- 患者さんの対応が終わってから書き始めていた
- 周りは先に帰っていた
- 帰宅後も仕事のことばかり考えていた
帰るころには体も頭も疲れ切っていました。
それでも家に帰ると、「あの薬歴、もっとこう書けばよかったかも」と考えてしまう。
仕事が終わっても、気持ちはずっと職場に残っているようでした。
仕事の遅さに悩んでいる方は、薬剤師なのに仕事が遅い…毎日焦っていた私が変われたきっかけも近い悩みとして読めると思います。
私が時間ばかりかかっていた理由
完璧な薬歴を書こうとしていた
私は、薬歴をきれいにまとめなければいけないと思い込んでいました。
抜けがあってはいけない。
表現もきちんとしていなければいけない。
そう考えるほど、一文を書くのにも時間がかかりました。
必要以上に時間をかけていた
もちろん、薬歴は大切です。
でも当時の私は、すべてを細かく書こうとしていました。
患者さんの訴え、確認したこと、伝えたこと。
どれも大切に見えて、何を中心に残せばいいのか分からなくなっていました。
優先順位を決められていなかった
忙しい日は、薬歴以外にもやることがたくさんあります。
調剤、監査、服薬指導、電話対応、在庫確認。
その中で、どの薬歴から先に書くべきかを決められず、ただ目の前のものに追われていました。
自分に自信がなかった
一番大きかったのは、自信のなさでした。
自分の判断に不安があるから、何度も見直す。
書いた内容が正しいか心配になって、また確認する。
その繰り返しで、どんどん時間が過ぎていきました。
知識面の不安が強い方は、薬の知識が足りないと悩んでいた私が、焦らず成長できるようになった理由も参考になるはずです。
一番つらかったのは、自分を責め続けたこと
薬歴が終わらないたびに、私は自分を責めていました。
「仕事ができない薬剤師なんだ。」
そう思い込んでいました。
周りが先に帰っていく姿を見ると、余計に焦りました。
私だけ遅い。
私だけできていない。
そう感じるほど、次の日の仕事も重くなっていきました。
でも今振り返ると、薬歴が遅いことだけで、自分の価値まで決めつける必要はなかったと思います。
私が少しずつ変われたきっかけ
要点を整理して記録するようにした
まず意識したのは、長く書くことより、必要な内容を残すことでした。
患者さんの状態。
確認したこと。
指導した内容。
次回につなげるポイント。
このように分けて考えると、少しずつ書きやすくなりました。
服薬指導の内容をその場で簡単にメモした
服薬指導が終わってから全部思い出そうとすると、どうしても時間がかかります。
そこで、あとで薬歴を書く時に困らないよう、要点だけ短くメモするようにしました。
完璧なメモではありません。
自分が思い出せるための小さな手がかりです。
服薬指導そのものに苦手意識がある方は、服薬指導が苦手だった私が、患者さんと落ち着いて話せるようになった理由もあわせて読んでみてください。
分からないことは早めに相談した
以前の私は、分からないことを後回しにしていました。
あとで調べよう。
あとで確認しよう。
そうしているうちに、薬歴を書く時に手が止まってしまいました。
それからは、迷った時点で早めに確認するようにしました。
一人で抱え込みやすい方は、薬剤師なのに相談するのが苦手…一人で抱え込んでいた私が変われた理由も近い内容です。
完璧より継続を意識した
薬歴を早く書けるようになるには、慣れも必要でした。
最初から完璧を目指すほど、手が止まります。
だから私は、少しずつ改善することを意識しました。
今日は昨日より迷う時間を減らせた。
今日は要点を整理して書けた。
そんな小さな変化を積み重ねるようにしました。
薬歴は「早く書く」より「必要な内容を正確に残す」ことが大切だった
ここが、私の中で大きく変わったところです。
薬歴は、長く書けば良いものではありません。
早く終わらせることだけが目的でもありません。
患者さんの状態や服薬指導の内容を、必要な形で正確に残すことが大切です。
大切だと感じたこと
薬歴を書くのが遅い時ほど、「自分は仕事ができない」と決めつけてしまいがちです。でも、必要な内容を整理し、少しずつ自分に合った進め方を見つけることで、働き方は変えていけると感じました。
このことを意識してから、少しずつ気持ちに余裕が生まれました。
患者さんから質問されることへの不安がある方は、質問されるのが怖かった私が、自信を持って対応できるようになった理由も参考にしてください。
今、薬歴で悩んでいるあなたへ
私も、毎日残業して落ち込んでいました。
薬歴が残っているだけで、心が重くなっていました。
でも、少しずつ自分なりの進め方を見つけることで、仕事への不安は減っていきました。
あなたも、自分を責めすぎないでください。
薬歴が遅いことは、努力不足だけで片づけられるものではありません。
業務量、職場のルール、教育体制、相談しやすさ。
そうした環境も大きく関係しています。
まとめ
薬歴を書くのが遅いからといって、薬剤師に向いていないわけではありません。
私も、毎日のように残業して、自信をなくしていました。
でも、要点を整理すること、早めに相談すること、完璧を求めすぎないことを意識してから、少しずつ余裕を持てるようになりました。
教育体制や業務量は、職場によっても違います。
安心して成長できる環境で経験を積むことが、自信につながると感じています。
免責事項
本記事は、薬剤師の働き方や転職に関する一般的な情報と体験談をもとに作成しています。転職や退職を強制するものではありません。勤務条件や制度は職場によって異なるため、必要に応じて勤務先や専門窓口へ確認してください。

