33歳男性薬剤師の転職事例|年収150万円減で病院へ

33歳男性薬剤師の転職体験談で年収150万円減でも病院へ転職した公開事例 薬剤師転職

「30代から病院薬剤師へ転職できる?」

「年収が大きく下がっても、やりたい仕事を選ぶべき?」

33歳男性薬剤師の転職体験談として参考になるのが、Aさんの公開事例です。

Aさんは石川県の調剤併設ドラッグストアで店長として働いていましたが、長年希望していた病院薬剤師への転職を決意しました。

結果は、年収550万円から400万円へ150万円ダウン

それでも転職活動では、紹介された3つの病院すべてから内定を獲得しています。

年収アップだけが転職成功ではないことが分かる、キャリアチェンジ事例です。

※本記事は当サイト独自のインタビューではありません。マイナビ薬剤師の公開事例を要約・再構成し、公開情報で確認できない細部は推測していません。

薬剤師転職の全体像と後悔しない確認ポイントはこちら

33歳男性薬剤師の転職体験談を参考に、病院求人と条件を比較したい方へ

希望条件を整理し、複数の選択肢を比較できます。

33歳男性薬剤師の転職体験談|転職でどう変わった?

年収550万円から400万円へ150万円ダウン

この33歳男性薬剤師の転職体験談の転職前後は次のとおりです。

項目転職前転職後
年齢33歳33歳
性別男性男性
勤務地石川県石川県
業種ドラッグストア(調剤併設)病院・クリニック
雇用形態正社員正社員
年収550万円400万円
年収差-150万円
転職理由キャリアチェンジ病院勤務を実現
33歳男性薬剤師の転職体験談の年収550万円から400万円への変化
公開事例の転職前後を比較した図

Aさんは転職によって、年間150万円の収入を手放しています。

単純に月額換算すると約12.5万円の差です。

かなり大きな年収ダウンですが、Aさんが転職で最優先したのは収入ではありませんでした。

「病院薬剤師として働き、医療人として成長したい」

という以前からの希望を実現することでした。

33歳男性薬剤師の転職体験談|なぜ病院薬剤師を目指した?

新卒時代から病院勤務への憧れがあった

Aさんは新卒で調剤薬局へ就職した後、調剤併設ドラッグストアへ転職しました。

その後は店長を務めるなど、管理職としても活躍していました。

仕事上のキャリアは積み上がっていましたが、以前から病院で働きたいという思いを持っていました。

しかし、自分で病院求人を調べると、新卒向けの採用が中心でした。

さらに病院へ転職すると年収が大幅に下がる可能性もあります。

Aさんには家族がおり、住宅ローンもありました。

そのため、一度は病院勤務を「叶わない夢」と考えていたと公開事例では紹介されています。

年齢を重ねても病院勤務への希望が消えなかった

時間が経っても、病院で働きたい気持ちは弱くなりませんでした。

むしろ、

薬剤師として、医療人としてもっと成長したい

という思いが強くなり、転職へ踏み切っています。

ここが今回の転職事例の重要なポイントです。

現在の職場に大きな問題がなくても、「将来どんな薬剤師になりたいか」によって転職を考えるケースがあります。

病院薬剤師への転職で最大の壁は何だった?

中途採用枠が少ないこと

Aさんが希望した病院薬剤師への転職は、簡単なものではありませんでした。

公開事例では、病院の採用は新卒中心で、キャリア採用枠が非常に少なかったとされています。

Aさんが希望していたのは、さらに忙しい環境とされる急性期病院でした。

転職支援側からも、

  • 当直や夜勤がある
  • 忙しい勤務になる可能性がある
  • 年収が下がる
  • 中途採用自体が少ない

といった点を説明されています。

それでもAさんは、忙しい環境だからこそやりがいや成長を感じられるとして、急性期病院を希望しました。

年収150万円ダウンをどう判断した?

家族の理解が転職を後押しした

Aさんにとって、もう一つ大きな問題だったのが年収です。

転職前は550万円。

病院へ移れば400万円程度になることが想定されていました。

150万円の年収ダウンです。

しかもAさんには家族と住宅ローンがありました。

それでも公開事例によると、妻も働いており、家族から転職について了承を得ていました。

転職は本人だけの問題ではないことがあります。

特に、

  • 年収が大幅に変わる
  • 住宅ローンがある
  • 子どもの教育費がある
  • 勤務時間が変わる
  • 夜勤や当直が増える

といった場合は、家族への影響も考える必要があります。

やりたい仕事だからと勢いだけで決めず、生活面まで確認することが重要です。

病院求人はどのように見つけた?

通常の求人検索だけではなく病院へ直接確認

病院の中途採用枠は少なく、求人情報だけでは候補を十分に見つけられない状況でした。

そこでマイナビ薬剤師側では、看護師転職を担当するチームから病院情報を集めています。

その中から、急性期病院で薬剤師の採用意欲が比較的高い病院をピックアップしました。

病院へAさんの経歴や意欲を伝えたものの、最初から順調だったわけではありません。

断られる病院がほとんどだったとされています。

それでも交渉を続けた結果、3つの病院が面接に応じました。

病院求人の勤務条件と支援内容を確認する

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面接を受けた3病院の結果は?

3病院すべてから内定

面接へ進めたのは次の3病院です。

  • 地元でも知られる総合病院
  • 外科系の専門病院
  • 循環器系の専門病院

当初は面接まで進めても採用は難しい可能性があると考えられていました。

ところが結果は、3病院すべてから内定でした。

Aさん自身も驚く結果だったと紹介されています。

中途採用枠自体は少なくても、経験や志望理由、本人の意欲によって採用につながる可能性があることを示す事例です。

ただし、1件の成功事例だけから「病院へ応募すれば必ず採用される」と考えることはできません。

求人状況や経験、地域、病院によって採用条件は異なります。

3病院からどの病院を選んだ?

循環器系の専門病院を選択

3病院すべてから内定を得たAさんが選んだのは、循環器系の専門病院でした。

選んだ理由として公開されているのは、

「すべての器官につながる心臓について学びたい」

という希望です。

年収の高さではなく、

「どこなら自分が一番学びたいことを学べるか」

で転職先を決めています。

この判断は、キャリアチェンジ目的の転職では特に参考になります。

複数の内定を得た場合も、給与だけでなく、

  • 何を学べるか
  • どんな症例に関われるか
  • 将来どんな薬剤師になれるか
  • 自分の転職目的を達成できるか

まで比較したいところです。

転職活動にはどのくらいかかった?

登録から入職まで約5か月

公開されている転職スケジュールは次のとおりです。

時期転職活動
2017年11月マイナビ薬剤師へ登録
その後病院求人を探索・3病院へ応募
2018年1月退職届を提出
2018年3月管理職として引き継ぎを行い退職
2018年4月病院へ入職

転職活動にかかった期間は約5か月です。

Aさんは店長という管理職だったため、退職直前まで引き継ぎを行っています。

管理職から転職する場合は、内定だけでなく退職時期も考えて活動を始める必要があります。

病院へ転職した後はどうなった?

チーム医療へ積極的に参加

公開事例では、転職後のAさんについても触れられています。

入職後はカンファレンスなどにも積極的に参加し、チーム医療の一員として働いていると紹介されています。

これは、Aさんが転職前に希望していた、

「薬剤師として、医療人として成長したい」

という目的につながる変化です。

年収だけを見ると150万円ダウンですが、仕事内容という面では本人が希望した方向へキャリアを変えています。

33歳男性薬剤師の転職体験談から学べる3つのこと

1.転職成功=年収アップではない

今回の事例では、

550万円→400万円

と150万円年収が下がりました。

それでもAさんは長年希望していた病院勤務へ進んでいます。

転職では、

「年収を上げたいのか」

「仕事内容を変えたいのか」

「将来のキャリアを優先したいのか」

によって成功の基準が違います。

2.厳しい求人でも最初から諦めない

病院の中途採用枠は少なく、多くの病院から断られました。

しかし最終的には3病院と面接し、3病院すべてから内定を得ています。

「求人が出ていない=可能性がゼロ」とは限らないことが分かります。

3.家族がいるなら収入減まで話し合う

150万円の年収減は、生活に与える影響も大きくなります。

Aさんの場合は家族の理解があり、年収400万円程度でも転職可能と判断しています。

あなたが同じような転職を考える場合も、手取りや固定費まで確認してから判断しましょう。

病院薬剤師へキャリアチェンジするなら何を確認する?

年収だけでなく勤務条件まで比較する

病院転職を考える場合は、少なくとも次を確認しておきたいところです。

  • 年収・賞与
  • 当直や夜勤
  • 年間休日
  • 残業時間
  • 病床数
  • 診療科
  • 薬剤師人数
  • カンファレンスへの参加
  • 教育・研修制度
  • 認定・専門薬剤師を目指せる環境

病院という名前だけで転職先を決めるのではなく、そこで何を経験できるのかまで確認しましょう。

病院から調剤薬局へ移り、年収を200万円上げた逆方向のケースもあります。

病院薬剤師が転職を考える理由と判断ポイントも参考になります。

転職の正解は一つではありません。

年収ダウンを伴う転職事例も比較しよう

今回のAさん以外にも、年収を下げて希望するキャリアを選んだ公開事例があります。

たとえば39歳女性薬剤師は、病院から製薬会社系職種へ転職し、

年収500万円→450万円

となっています。

39歳女性薬剤師が病院から未経験の製薬会社へ転職した事例も比較材料になります。

複数の事例を見ると、転職では年収アップ以外にも、

  • キャリアチェンジ
  • スキルアップ
  • 人間関係
  • ワークライフバランス
  • 将来の目標

など、優先するものが人によって違うことが分かります。

よくある質問

まとめ|33歳で年収150万円減でも希望した病院へ転職

今回の33歳男性薬剤師の転職体験談では、Aさんが石川県の調剤併設ドラッグストアから病院へ転職しました。

転職前後は、

年収550万円→400万円、-150万円

です。

しかし、Aさんにとって最大の目的は年収ではなく、長年希望していた病院薬剤師として働くことでした。

今回の事例で特に参考になるのは、

  1. 店長職から病院薬剤師へキャリアチェンジした
  2. 年収150万円ダウンを受け入れた
  3. 家族の理解を得て転職した
  4. 中途採用の少ない病院へ挑戦した
  5. 3病院すべてから内定した
  6. 循環器系の専門病院を選んだ
  7. 転職活動期間は約5か月だった

という点です。

転職成功を「年収が上がったか」だけで判断する必要はありません。

自分が5年後、10年後にどんな薬剤師になりたいのか。

そこから逆算して転職先を考える方法もあります。

33歳男性薬剤師の転職体験談だけで結果を一般化せず、薬剤師転職で後悔しない7つの確認ポイントや、43歳男性が年収を下げて職場環境を優先した事例も比較してください。

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参考・出典

※出典元では、利用者の特定を避けるため一部内容を変更して掲載している旨が明記されています。