※本記事は薬剤師の働き方や転職に関する一般的な情報を含み、当サイトは広告を利用しています。転職を無理にすすめるものではなく、今の気持ちを整理するための記事です。
薬剤師を続ける自信をなくしていた時期があります。
出勤前から気持ちが重い。
小さな失敗でも、ずっと引きずってしまう。
患者さんに笑顔で接する余裕もない。
そんな日が続くと、何度も思いました。
「もう薬剤師は向いていないのかもしれない」
「このまま続けてもいいのかな」
「辞めた方が楽になるのかな」
でも今は、あの時の自分を責めすぎなくてよかったと思っています。
この記事では、薬剤師を続ける自信をなくしていた私が、もう一度前を向けた理由をお話しします。
毎日「辞めたい」と思いながら働いていた
朝、目が覚めた瞬間から仕事のことを考えていました。
今日もミスをしないだろうか。
患者さんにうまく説明できるだろうか。
先輩に迷惑をかけないだろうか。
そんな不安ばかりで、出勤前から疲れていました。
薬局に着く前から、もう帰りたいと思う日もありました。
仕事中も、気持ちに余裕がありませんでした。
小さな確認にも時間がかかる。
一度注意されると、ずっと頭から離れない。
患者さんの前では平気なふりをしていても、心の中では不安でいっぱいでした。
「もう続けられないかもしれない」
そう思いながら、それでも毎日出勤していました。
私が自信を失っていた理由
自信をなくした理由は、ひとつではありませんでした。
毎日の小さな不安が積み重なって、少しずつ自分を信じられなくなっていました。
周りと自分を比べていた
同期は仕事が早い。
先輩は患者さんへの説明が上手い。
周りの薬剤師は、みんな落ち着いて見える。
それなのに、自分だけが焦っているように感じていました。
比べても苦しくなるだけだと分かっていても、つい見てしまうんです。
「どうして自分はできないんだろう」
そう考えるほど、自信はなくなっていきました。
小さな失敗を引きずっていた
大きなミスではなくても、私は小さな失敗をずっと引きずっていました。
説明がうまくできなかった。
確認に時間がかかった。
先輩に注意された。
患者さんの質問にすぐ答えられなかった。
家に帰ってからも、その場面を何度も思い出していました。
休んでいるはずなのに、気持ちはずっと仕事の中にありました。
完璧を求めすぎていた
薬剤師は責任の大きな仕事です。
だからこそ、きちんとしなければと思っていました。
でも、いつの間にか「完璧でなければいけない」と自分を追い込んでいました。
分からないことがある自分はだめ。
迷う自分はだめ。
時間がかかる自分はだめ。
そんなふうに考えていると、できていることまで見えなくなってしまいました。
一人で悩みを抱え込んでいた
本当は誰かに相談したかったです。
でも、忙しそうな先輩に声をかけるのが怖かった。
「そんなことで悩んでいるの?」と思われるのも怖かった。
だから、一人で抱え込んでいました。
一人で考えるほど、不安は大きくなります。
自分だけができていないように思えて、どんどん苦しくなりました。
一番つらかったのは、自分を否定し続けたこと
仕事がつらいことも苦しかったです。
でも、一番つらかったのは、自分を否定し続けていたことでした。
薬剤師に向いていない。
仕事ができない。
周りに迷惑をかけている。
このまま続けても意味がない。
そんな言葉を、毎日のように自分に向けていました。
すると、自分の良いところまで見えなくなります。
患者さんに丁寧に説明できた日もあったはずです。
確認を怠らずに働けた日もあったはずです。
でも、悪い部分ばかり見ていました。
今思うと、自信がなかったというより、自分を責める癖が強くなっていたのだと思います。
今の環境だけで自分の価値を決めなくて大丈夫です
薬剤師の職場は、調剤薬局・病院・ドラッグストア・企業などさまざまです。まずは選択肢を知るだけでも、気持ちが少し楽になることがあります。
私が少しずつ前を向けたきっかけ
ある日、急に自信が戻ったわけではありません。
少しずつ考え方を変えていく中で、前を向ける時間が増えていきました。
完璧な薬剤師を目指すことをやめた
私は、完璧な薬剤師になろうとしていました。
でも、完璧を目指すほど、できない部分ばかり見えて苦しくなりました。
それからは、完璧ではなく、昨日より少し丁寧に働くことを意識しました。
一つ確認できた。
患者さんの話を最後まで聞けた。
分からないことをそのままにしなかった。
それだけでも、前に進んでいると思うようにしました。
小さな成長を書き留めた
自信をなくしている時は、できなかったことばかり覚えています。
だから、私は小さくてもできたことを書き留めるようにしました。
今日は落ち着いて監査できた。
患者さんに分かりやすく説明できた。
迷った時に確認できた。
最後まで仕事を投げ出さなかった。
本当に小さなことです。
でも、積み重ねると「自分にもできていることがある」と思えるようになりました。
信頼できる人へ相談した
一人で抱え込むことをやめたのも、大きなきっかけでした。
全部を話す必要はありません。
でも、少しだけでも相談すると、気持ちは軽くなりました。
「私もそういう時期があったよ」
そう言われた時、少し救われました。
自分だけではなかったんだと思えたからです。
働く環境も大切だと気づいた
自信がないのは、自分だけの問題だと思っていました。
でも、環境の影響も大きいと気づきました。
相談しやすい職場か。
教育体制があるか。
人間関係に無理がないか。
残業や業務量が多すぎないか。
同じ薬剤師の仕事でも、職場によって働きやすさは大きく変わります。
今の職場だけで、自分の価値を決めなくていいと思えたことは大きかったです。
自信は「取り戻すもの」ではなく「積み重ねるもの」だった
自信は、ある日突然戻るものではありませんでした。
朝起きたら急に平気になる。
明日から全部うまくいく。
そんなことはありませんでした。
でも、昨日より少し前に進めた。
前より落ち着いて確認できた。
分からないことを相談できた。
患者さんに丁寧に向き合えた。
その小さな積み重ねが、少しずつ自信につながっていきました。
自信がない時ほど、大きく変わろうとしなくていいのだと思います。
まずは今日できたことを、一つだけ見つける。
それだけでも十分でした。
仕事のスピードで落ち込んでいる方は、薬剤師なのに仕事が遅い…毎日焦っていた私が変われたきっかけも参考になると思います。
相談できずに抱え込んでいる方は、薬剤師なのに相談するのが苦手…一人で抱え込んでいた私が変われた理由も読んでみてください。
今、自信をなくしているあなたへ
私も、薬剤師を辞めた方がいいのではないかと悩みました。
向いていないのかもしれない。
この先もずっと苦しいのかもしれない。
そんなふうに思っていました。
でも、自分を責め続けても、気持ちは楽になりませんでした。
必要だったのは、もっと頑張ることではなく、自分の状態をちゃんと見つめることでした。
あなたも、一人で抱え込まないでください。
自信がないと感じるのは、真面目に仕事へ向き合っている証拠でもあります。
今の職場が合わないだけかもしれません。
働き方を変えれば、少し気持ちが楽になるかもしれません。
同期と比べて落ち込むことが多い方は、薬剤師なのに同期と比べて落ち込む…自信を失っていた私が前を向けた理由も確認してみてください。
薬剤師に向いていないと感じている方は、薬剤師に向いてないかもしれない…私がそう思った理由も参考になると思います。
病院薬剤師として悩んでいる方は、病院薬剤師を辞めたいと思っていた私が、転職を考えた5つの理由も読んでみてください。
まとめ
薬剤師を続ける自信をなくすことは、決して珍しいことではありません。
私もその一人でした。
周りと比べる。
小さな失敗を引きずる。
完璧を求めすぎる。
一人で抱え込む。
そんな日々の中で、自分を信じられなくなっていました。
でも、自信は少しずつ積み重ねることができます。
完璧じゃなくていい。
昨日より少し前に進めればいい。
今の職場だけで、自分の未来を決めなくていい。
そう思えた時、少しだけ前を向けました。
あなたにも、あなたらしく働ける場所や働き方がきっとあります。
免責事項:本記事は薬剤師の働き方や転職に関する一般的な情報提供を目的としています。転職や退職を検討する場合は、ご自身の状況に合わせて慎重に判断してください。

