調剤でミスしそうになる。
患者さんへの説明がうまくいかない。
先輩や同期と比べて落ち込む。
そんな日が続くと、「私、薬剤師に向いてないのかもしれない」と思ってしまうことがあります。
私も何度もそう思いました。
国家資格を取ったのに。
ここまで頑張ってきたのに。
それでも毎日つらくて、自信をなくしていました。
この記事では、私が薬剤師に向いてないと思った理由と、少し気持ちが楽になった考え方をお話しします。
薬剤師を辞めることをすすめる記事ではありません。
今の職場だけで、自分の向き不向きを決めなくてもいいと伝えたいです。
薬剤師としての働き方に悩んでいる方へ
病院、調剤薬局、ドラッグストア、企業など、薬剤師の働き方は一つではありません。まずは複数の転職サイトを比較して、どんな職場があるのか確認してみてください。
私は何度も「薬剤師に向いてない」と思った
薬剤師の仕事は、思っていた以上に神経を使います。
薬の名前。
用量。
相互作用。
患者さんへの説明。
職場内の連携。
一つひとつに責任があります。
最初の頃は、確認するだけで時間がかかりました。
周りはどんどん仕事を進めているのに、自分だけ遅い気がする。
患者さんに質問されると、うまく答えられない。
先輩の目が気になって、余計に緊張する。
そんな日が続くと、「薬剤師に向いてないのかもしれない」と思ってしまいました。
仕事そのものがつらいと感じている方は、薬剤師がつらい…辞めたいと思った私が転職を考えた理由も参考になると思います。
向いてないと思った理由① ミスが怖かった
薬剤師の仕事で一番怖かったのは、ミスです。
確認しても、また確認したくなる。
間違っていないはずなのに、不安になる。
患者さんに影響する仕事だからこそ、簡単に気を抜けません。
慎重に仕事をすることは大切です。
でも、慎重になればなるほど、私は自信をなくしていきました。
「こんなに不安になるなら、向いてないのかな」
そう思うこともありました。
でも今振り返ると、怖いと思うのは、責任を分かっていたからでもあります。
向いていないから怖いのではなく、真面目に向き合っていたから怖かったのかもしれません。
理由② 人と比べてしまった
先輩は仕事が早い。
同期は患者さん対応が上手い。
後輩の方が職場に馴染んでいるように見える。
そんなふうに、人と比べて落ち込むことがありました。
SNSを見ると、楽しそうに働いている薬剤師もいます。
勉強して、資格を取って、前向きにキャリアを積んでいる人もいます。
それを見るたびに、自分だけ遅れているような気がしました。
でも、人と比べても苦しくなるだけでした。
働く場所も、得意なことも、生活環境も違います。
比べるなら、昨日の自分でよかったのだと思います。
理由③ 人間関係に疲れた
薬剤師の仕事がつらい理由は、業務だけではありません。
人間関係も大きいです。
職場の空気。
先輩との距離感。
同僚との相性。
少人数の職場だと、逃げ場がないように感じることもあります。
仕事自体より、人間関係に疲れて「向いてない」と思ってしまうこともありました。
でもそれは、薬剤師に向いていないというより、今の職場環境が合っていないだけかもしれません。
職場へ行くのがつらいほど悩んでいる場合は、薬剤師が職場に行きたくないと感じたら?も読んでみてください。
本当に向いてないのは仕事?職場?
今思うと、私は薬剤師に向いていないと決めつける前に、考えるべきことがありました。
本当に向いていないのは、薬剤師という仕事なのか。
それとも、今の職場なのか。
病院が合う人もいます。
調剤薬局が合う人もいます。
ドラッグストアで力を発揮する人もいます。
企業や在宅、派遣など、別の働き方が合う人もいます。
同じ薬剤師でも、職場が変わるだけで仕事内容も人間関係も大きく変わります。
病院勤務で悩んでいる方は、病院薬剤師は辞めた方がいい?私が転職を考えた5つの理由も参考になります。
今の職場だけで判断しなくても大丈夫です
薬剤師には、調剤薬局、病院、ドラッグストア、企業など、複数の働き方があります。比較してみるだけでも、今後の選択肢が見えやすくなります。
薬剤師という資格は、思っているより強い
薬剤師は国家資格です。
一度つらい職場を経験すると、その価値を忘れてしまうことがあります。
でも、薬剤師という資格には選択肢があります。
働く場所を変えられる。
働き方を変えられる。
正社員、パート、派遣など、雇用形態を変えられる。
今の職場だけで、自分の価値を決めなくていいです。
薬剤師としての将来に不安を感じている方は、薬剤師は勝ち組?負け組?現役薬剤師が将来に不安を感じる理由もあわせて読むと、視野が広がるかもしれません。
今、悩んでいるあなたへ
今、あなたは真面目に頑張っているのだと思います。
だからこそ、ミスが怖い。
だからこそ、人と比べて落ち込む。
だからこそ、「向いてない」と思うほど悩んでいるのだと思います。
でも、今の職場が人生の全てではありません。
薬剤師という仕事の全てでもありません。
焦って辞めなくてもいいです。
でも、選択肢を知っておくことは、あなたを守る力になります。
今すぐ転職するかどうかではなく、どんな働き方があるのかを知るだけでも、気持ちは少し軽くなることがあります。
まとめ
薬剤師に向いてない。
私も何度もそう思いました。
ミスが怖い。
人と比べてしまう。
人間関係に疲れる。
そんな日が続くと、自信をなくしてしまいます。
でも、向いてないと決める前に、働き方を変える選択肢もあります。
職場を変える。
働く場所を変える。
雇用形態を変える。
薬剤師という資格は、思っているよりずっと可能性があります。
焦らなくていいです。
あなたらしい働き方を、少しずつ見つけてください。
自分に合う薬剤師の働き方を探したい方へ
病院、調剤薬局、ドラッグストア、企業など、薬剤師の働き方はさまざまです。まずは複数の転職サイトを比較して、自分に合った職場を探してみませんか?

