※本記事は看護師転職サービスに関する情報を含み、当サイトは広告を利用しています。転職を急かすものではありません。心身の状態と現在の職場で利用できる制度を確認し、ご自身に合う選択肢を検討してください。
「もう看護師を辞めたい」
夜勤明けに家へ帰るたび、私はそう思っていました。
体は疲れているのに眠れない。
次の勤務を考えるだけで気持ちが重くなる。
それでも翌日になると、いつものように制服へ着替えて出勤していました。
辞めたいのに、辞められない。
その間で迷い続けること自体が、私には大きな負担でした。
この記事では、私が決断できなかった理由と、気持ちを整理するために考えたことをお話しします。
私は毎日のように「辞めたい」と思っていた
夜勤明けは、家へ帰るだけで精いっぱいでした。
食事を取る気力もなく、そのまま横になる日もありました。
もう辞めたい。
次の勤務には行けないかもしれない。
そう思っても、シフト表を見ると自分の名前があり、休めば周りに迷惑がかかると考えてしまいます。
結局、何も決められないまま次の勤務日を迎えていました。
同じように限界を感じている方は、「もう限界…」と感じた看護師へ|辞めたいと思った時に読んでほしい転職の話も参考にしてください。
辞める決断ができない自分を、意志が弱いと思っていました。でも本当は、仕事や生活を大切に考えていたからこそ、簡単に決められなかったのだと思います。
辞めたいのに辞められなかった理由
転職が怖かった
今の職場がつらくても、次の職場が良いとは限りません。
転職して後悔したらどうしよう。
新しい職場でも同じ悩みを抱えたらどうしよう。
答えが分からないまま環境を変えることが、怖く感じました。
人間関係をまた作るのが嫌だった
看護師の仕事は、一人では完結しません。
先輩、同僚、医師、ほかの職種と連携する必要があります。
今の人間関係に疲れているからこそ、別の職場で一から関係を作ることにも不安がありました。
給料が下がるのが不安だった
夜勤手当を含む給与で生活していると、日勤中心の職場へ移った時の収入が気になります。
家賃や生活費、家族の支出を考えると、気持ちだけで辞めることはできませんでした。
求人を見る時は月給だけでなく、賞与、手当、残業時間、休日数も含めて確認する必要があります。
看護師しかできないと思っていた
看護師として働いてきた時間が長いほど、「自分には看護師しかできない」と感じることがあります。
でも、看護師の資格や経験を生かせる場所は病棟だけではありません。
職場や勤務形態を変えるだけで、今までの経験を生かしながら負担を減らせる場合もあります。
一番つらかったのは、自分を責めること
仕事がつらいこと以上に苦しかったのは、辞めたいと思う自分を責め続けたことです。
- 私が弱いだけなのではないか
- 周りは頑張っているのに、なぜ自分だけつらいのか
- 患者さんや同僚に申し訳ない
- 辞めたら逃げたことになるのではないか
そう考えるほど、誰にも相談できなくなりました。
でも、つらいと感じることは悪いことではありません。
同じ病棟でも、体力、家庭環境、経験、感じる負担は人によって違います。
誰かが続けられているからといって、あなたも同じように耐えなければならないわけではありません。
看護師を辞めることは逃げではない
辞めるか、続けるか。
私は長い間、その二つしかないと思っていました。
実際には、ほかにも選択肢があります。
- 有給休暇などを利用して、いったん休む
- 上司や相談窓口へ勤務調整を相談する
- 夜勤回数を減らす
- 部署異動を希望する
- 別の職場へ転職する
- 看護師以外の仕事も含めて考える
どれを選んでも、間違いではありません。
今の環境から離れることは、負けではなく自分を守るための判断になることがあります。
ただし、勢いだけで退職すると生活面の不安が増える場合もあります。
心身の安全を優先しながら、可能であれば収入、退職時期、次の働き方を整理して判断してください。
看護師には、たくさんの働き方がある
病院
病院でも、急性期、回復期、慢性期、外来などで仕事内容や忙しさは異なります。
今の病棟が合わなくても、部署や病院の機能を変えることで働きやすくなる場合があります。
クリニック
日勤中心で夜勤がない職場が多く、生活リズムを整えやすい点が特徴です。
一方で、少人数のため人間関係が近く、急な休みを取りにくい職場もあります。
詳しくは、クリニック看護師は楽?病院との違いと向いている人を解説をご覧ください。
美容クリニック
夜勤がない職場が多く、美容医療の知識や接客経験を身につけられます。
ただし、売上目標、土日勤務、接客への適性を確認する必要があります。
訪問看護
利用者さんの生活に近い場所で、継続して関われる働き方です。
事業所によってはオンコール対応があるため、勤務条件を事前に確認してください。
企業看護師
企業の健康管理室や産業保健分野などで働く選択肢があります。
求人数が限られ、看護経験以外のスキルを求められることもあります。
男性看護師の職場選びは、男性看護師におすすめの転職サービス、准看護師の働き方は、准看護師におすすめの転職サービスも参考になります。
今、辞めたいと思っているあなたへ
今、あなたは十分頑張っています。
辞めたいと思うほど、これまで責任を持って働いてきたのだと思います。
だから、自分を責めないでください。
焦って退職を決めなくても大丈夫です。
まず休む。
誰かに相談する。
異動できるか確認する。
求人を見て、今の職場以外の選択肢を知る。
その一つだけでも、気持ちが少し変わることがあります。
転職活動を始める時期に迷う方は、看護師が転職するベストな時期はいつ?失敗しないタイミングの選び方も確認してみてください。
眠れない、食事が取れない、気持ちの落ち込みが続くなど、心身の不調がある場合は、無理に一人で判断せず、医療機関や勤務先の相談窓口などへ相談してください。
働く人向けの相談情報は、厚生労働省のこころの耳でも確認できます。
まとめ
看護師を辞めたい。
でも、辞められない。
その気持ちは、決して珍しいものではありません。
私も、転職への不安や生活の心配から、長い間決断できませんでした。
でも、今の職場だけが人生のすべてではありません。
残る。
休む。
異動する。
転職する。
どの選択にも、それぞれの理由があります。
焦らず、自分の心と体を守れる働き方を探してください。
あなたらしく働ける場所は、今の職場以外にもあります。
