※本記事は薬剤師の働き方・転職に関する情報を含み、当サイトは広告を利用しています。転職を強制するものではなく、今の悩みを整理するための一般的な情報です。
分からないことがある。
でも、先輩に聞けない。
上司も忙しそうで、声をかけられない。
「こんなことも知らないの?」と思われたらどうしよう。
そう考えて、一人で抱え込んでしまう。
あなたも、そんな経験はありませんか。
私も薬剤師として働く中で、相談することが苦手でした。
分からないまま不安を抱えて、ミスを恐れて、余計に苦しくなっていました。
この記事では、一人で抱え込んでいた私が、少しずつ相談できるようになったきっかけをお話しします。
分からなくても聞けなかった
調剤中に少し不安なことがある。
患者さんへの説明で迷う。
処方内容について確認したい。
でも、なかなか聞けませんでした。
先輩は忙しそう。
上司はピリピリしている。
今聞いたら迷惑かもしれない。
そう考えているうちに、時間だけが過ぎていきました。
結局、一人で悩み続ける。
そして不安だけが大きくなる。
質問できないことが、私にとって一番つらかったです。
仕事そのものより、「聞けない空気」の中で働くことが苦しかったのだと思います。
私が相談できなかった理由
相談できなかったのは、ただ勇気がなかったからではありません。
いくつもの不安が重なっていました。
迷惑をかけたくなかった
一番大きかったのは、迷惑をかけたくない気持ちでした。
忙しい職場では、みんな自分の仕事で精一杯です。
そんな中で質問すると、手を止めさせてしまう。
そう思って、聞くのをためらっていました。
でも、確認しないまま進める方が、あとで大きな負担になることもあります。
そのことに気づくまで、かなり時間がかかりました。
評価が下がるのが怖かった
「分からない」と言うことで、評価が下がる気がしていました。
薬剤師なのに知らないのか。
そんなことも判断できないのか。
そう思われるのが怖かったです。
でも実際には、分からないことを確認する姿勢は、仕事を雑にしていない証拠でもあります。
今ならそう思えます。
完璧に仕事をしたかった
私は、できるだけ完璧に仕事をしたいと思っていました。
ミスをしたくない。
迷惑をかけたくない。
ちゃんとできる人だと思われたい。
その気持ちが強すぎて、逆に相談できなくなっていました。
完璧を目指すほど、一人で抱え込んでしまう。
それが、当時の私でした。
失敗を隠そうとしてしまった
小さな失敗や不安を、すぐに相談できないこともありました。
怒られるかもしれない。
責められるかもしれない。
そう思って、言い出せない。
でも、薬剤師の仕事では、早く共有した方がいいことも多いです。
失敗を隠すより、早く相談する方が患者さんのためにもなる。
あとから、そう気づきました。
一番苦しかったのは、一人で悩み続けたこと
相談できないまま働いていると、不安だけが大きくなります。
これで合っているのかな。
本当に大丈夫かな。
あとでミスが見つかったらどうしよう。
そんなことばかり考えていました。
小さなことでも判断できなくなり、仕事中ずっと緊張していました。
家に帰ってからも、あの判断でよかったのかと考えてしまう。
休日まで仕事のことが頭から離れない。
そんな状態が続いていました。
同じように休日も仕事を引きずってしまう方は、薬剤師なのに休みの日も仕事のことばかり考えてしまう…私が気持ちを切り替えられた理由も参考になると思います。
私が少しずつ変われたきっかけ
急に何でも相談できるようになったわけではありません。
でも、小さなことを積み重ねるうちに、少しずつ変われました。
小さなことから相談してみた
最初から大きな相談をするのは難しかったです。
だから、小さな確認から始めました。
「この確認だけお願いします」
「この対応で合っていますか」
そのくらいの短い相談です。
小さな相談を重ねることで、少しずつ声をかけるハードルが下がりました。
分からないことを恥ずかしいと思わないようにした
分からないことがあると、自分を責めていました。
でも、薬剤師の仕事は覚えることが本当に多いです。
薬の知識。
患者さん対応。
保険や制度。
職場ごとのルール。
最初から全部分かる人はいません。
分からないことを確認するのは、恥ずかしいことではない。
そう考えるようにしました。
信頼できる先輩を見つけた
誰にでも相談できるわけではありませんでした。
だから、まずは相談しやすい人を一人見つけました。
忙しくても、短く答えてくれる人。
否定せずに聞いてくれる人。
確認の仕方を教えてくれる人。
一人でも相談できる相手がいると、職場での安心感は大きく変わります。
一人で解決しようとしないようにした
以前の私は、何でも一人で解決しようとしていました。
でも、薬剤師の仕事は一人で完結するものではありません。
確認し合う。
相談する。
情報を共有する。
それも仕事の一部です。
一人で抱え込まないようにしてから、気持ちも少し楽になりました。
患者さん対応に自信がない方は、薬剤師なのに患者さんへうまく説明できない…自信をなくしていた私が変われたきっかけも近い悩みの記事です。
相談することは弱さではなかった
薬剤師は責任の大きな仕事です。
だからこそ、分からないことを確認することは大切です。
相談することは、弱さではありません。
むしろ、患者さんの安全につながる行動だと思います。
自分だけで判断しない。
不安な時は確認する。
必要なことは共有する。
それも、薬剤師として大切な仕事の一つです。
もし相談できない空気が強すぎるなら、環境が合っていない可能性もあります。
職場に行くのがつらくなっている方は、薬剤師が職場に行きたくないと感じたら?も読んでみてください。
今、悩んでいるあなたへ
私も、「迷惑をかけたくない」という気持ちで、何でも一人で抱え込んでいました。
聞けない。
相談できない。
でも不安は消えない。
その状態は、本当に苦しかったです。
だからこそ、あなたには一人で抱え込まないでほしいです。
最初は、小さな確認で大丈夫です。
一言だけでも大丈夫です。
相談することは、あなたが弱いからではありません。
真剣に仕事へ向き合っているからこそ、不安になるのだと思います。
毎朝仕事へ行くのがつらいほど悩んでいる場合は、薬剤師なのに毎朝仕事へ行くのがつらい…私が気持ちを立て直せたきっかけも参考にしてください。
まとめ
相談することが苦手な薬剤師は、少なくありません。
私もその一人でした。
忙しそうで聞けない。
評価が下がるのが怖い。
完璧に仕事をしたい。
迷惑をかけたくない。
そんな気持ちから、一人で抱え込んでいました。
でも、相談することは弱さではありません。
患者さんの安全を守るためにも、自分を守るためにも、確認することは大切です。
完璧を目指すより、安心して相談できる環境を大切にしてほしいと思います。
免責事項:本記事は薬剤師の働き方や転職に関する一般的な情報提供を目的としています。心身の不調が強い場合や生活に支障が出ている場合は、医療機関や専門窓口への相談も検討してください。
